実家はアイスクリーム屋で4人兄弟。家にあったピアノに興味を示したため、両親に個人教授をつけてもらう。レッスンするうちに歌声の美しさが際立つ。15歳でタレント・コンテストのヴォーカル部門で優勝。

学生時代にアリバブギという女の子ばかりの6人バンドを組んで活動。1979年にエージェントの目にとまる。2年間の活動の後に別のバンドで渡米。シカゴのポーランド地区にあるクラブで歌う。一度はポーランドに戻るが再び渡米。アメリカのバンド(ブロンズ？)で少し歌った後、1981年にロンドンに渡り、後のパートナーとなるダニー・ホワイトと出会う。そして二人でブロンズというファンク＆ソウル・バンドに1年在籍。

ダニー・ホワイト

1984年、ダニー・ホワイトに誘われてマット・ビアンコにヴォーカルとして参加。参加した1作目 WHOSE SIDE ARE YOU ON?(日本では探偵物語)がヒット。しかし在籍1年ほどでダニー・ホワイトとともに脱退。

1987年、ソロデビューアルバム「TIME AND TIDE」発表。サンバ、ボッサ・ノヴァ、ラテン、ソフトジャズといったフレイバーを感じさせる曲と彼女自身の伸びやかな声が人気に。

ちなみにキーボードのダニー・ホワイトとアコースティック・ギターのピーター・ホワイトは兄弟。

＜略歴参考資料＞
TIME AND TIME付属ライナーノーツ(今井智子)
CREAR HORIZON - THE BEST OF BASIA -付属ライナーノーツ(大伴良則)
BASIA ON BROADWAY 付属ライナーノーツ(中川 燿)

そして長きに渡る沈黙の末、2004年5月26日リリースのMatt Bianco 「 Matt's Moods」によって復活！

長らく音楽から離れていたバーシアとダニー。マット・ビアンコのマークは、相方との関係がちょっと微妙になっていたタイミングで再会。もう一度やってみる？というノリで再結成がきまったとかなんとか。

2004年8月14日放送のJ-WAVE「DoCoMo Colors of Life」で、マット･ビアンコが浅草を探訪。その様子が写真で公開されてます。